リバプールで最も有名な観光スポットといえば、シティセンターにある「アルバート・ドック(Albert Dock)」です。世界初の完全耐火式倉庫として、リバプールの発展に大きく貢献してきました。
現在は美術館やショップ、レストランなどが入るおしゃれなスポットに。ビートルズ関連の施設もあり、世界中から多くの観光客が訪れています。今回はそんなアルバート・ドックの見どころ・楽しみ方をまとめてご紹介!事前にチェックして、見どころを見逃さないようにしましょう。
アルバート・ドックとは?
アルバート・ドックは1846年に世界初の完全耐火倉庫としてオープンした施設です。鋳鉄、レンガ、石を使って建てられた歴史的価値の高い建物として守られつつも、慎重に再開発が進められ、現在は博物館や美術館、レストランなどが入る地元民にも観光客にも人気のスポットになっています。
アルバート・ドックを含むウォーターフロントエリアは2004年に世界遺産にも登録され、一層注目されるように。周辺には観光スポットが集まっており、楽しいイベントなどもよく開催されているので、リバプール観光の際は是非立ち寄っておきたいところです。
※残念ながら2021年に世界遺産登録抹消となってしまいました。しかし、アルバート・ドッグは今後もリバプールの人気観光スポットとして多くの観光客を魅了することでしょう。
名称 | Albert Dock |
住所 | Albert Dock, Liverpool L2 4AF |
電話番号 | (0151)7080929 |
営業時間 | 店舗・施設による |
定休日 | 店舗・施設による |
HP | http://www.albertdock.com |
アルバート・ドックへの行き方
アルバート・ドックはリバプールのシティセンターにあり、リバプールワン(Liverpool ONE)のバスセンターからは大通りを渡ってすぐです。電車でリバプールを訪れる場合は、ライムストリート(Lime Street)駅から徒歩約20分でアクセスできます。
駅からはショッピングストリート、リバプールワンを通って行くのがおすすめです。買い物も楽しみながらアルバート・ドックを目指しましょう。
アルバート・ドックの見どころ
アルバート・ドックは建物の外観も見応えがありますが、中に入っている博物館やお店、近くにある様々な施設も魅力的です。日程に余裕がある方は1日ゆっくりと時間をかけてアルバート・ドックを満喫してはいかがでしょうか。
ビートルズ博物館
リバプールは世界的ロックバンド「ビートルズ(The Beatles)」が生まれた街として有名です。街にはビートルズ関連の観光スポットやお土産ショップもたくさんあり、ファンにはたまらない体験が待っています。
アルバート・ドックにある「ビートルズ・ストーリー」は、ビートルズの結成から解散までの歴史を写真や記念品などの展示とともに紹介している施設です。
ビートルズがライブを行っていたキャヴァーンクラブやアビーロードスタジオの内装、イエローサブマリンなども再現されており、ビートルズの世界にどっぷりと浸ることができます。
名称 | THE BEATLES STORY |
料金 | 大人(16歳以上):£18 シニア・学生:£14 子供(5~15歳):£10 |
営業時間 | ピーク時期/9:00~19:00(最終入館18:00) オフピーク/10:00〜18:00(最終入館17:00) 20:00まで営業する日もあり |
定休日 | なし |
HP | https://www.beatlesstory.com |
テート・リバプール
「テート・リバプール(Tate Liverpool)」は、ロンドンにあるテート・ブリテンの姉妹ギャラリーです。イギリスの近代・現代の美術作品を多く展示しており、その展示数はロンドン以外のイングランドで最大となっています。
常設展は無料で入ることができるので、気軽にお立ち寄りください。建物1階にはミュージアムショップもあり、アート本や文房具、お土産などが販売されています。外にあるUgo Rondinone氏の作品「Livepool Mountain」も必見です。
名称 | Tate Liverpool |
料金 | 無料 ※特別展は有料 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 12/24~26 |
HP | https://www.tate.org.uk/ |
マージーサイド海事博物館
イギリスで最も重要な貿易都市として栄えたリバプール。その港の歴史を様々な展示を通して学べるのが「マージーサイド海事博物館」です。館内は海運業の歴史、奴隷貿易、税関の3つのパートに分かれており、多くの資料や模型などでわかりやすく説明してあります。
体験型の博物館となっており、ゲーム式で学べるところもあるので子供たちにも人気です。あまりじっくりと見学する時間がない方も、タイタニック号の模型はお見逃しなく。
名称 | Merseyside Maritime Museum |
料金 | 無料 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | なし |
HP | https://www.liverpoolmuseums.org.uk/ |
お土産ショップ・レストラン・カフェ
アルバート・ドックには観光客が多く訪れることもあり、いくつかのお土産ショップも入っています。リバプールFCのグッズやビートルズグッズ、ハリーポッターグッズ、お菓子などリバプールの定番土産は何でも揃います。
レストランやカフェも複数あるので、観光の合間に休憩がてら食事やカフェタイムを楽しむのもおすすめです。観光客には「Docklands Fish and Chips」のフィッシュアンドチップスが大人気。量が多いのでシェアするか持ち帰りにするといいでしょう。
イベント
アルバート・ドックでは年間を通して様々なイベントが開催されており、観光客も地元民も一緒になって楽しみます。マーケットや水上映画鑑賞会、光の芸術が楽しめる「River of Light」など魅力的なイベントが盛りだくさんなので、是非チェックしてみてください。
イベント情報はこちら→ https://albertdock.com/whats-on
アルバート・ドック周辺のおすすめスポット
アルバート・ドックから少し歩いたところにピアヘッド(Pier Head)というエリアがあり、こちらもリバプールの定番観光スポットとなっています。
“三美神”と称される3つの建物が並び、その中の一つにはリバプールFCのユニフォームなどにも使われるリバプールの街のシンボル”ライバーバード“がそびえ立っています。
三美神と川の間にあるビートルズの銅像は人気の写真撮影スポットです。天気の良い日には多くの人がこのエリアでのんびりとした時間を満喫しています。カモメがたくさんいるので、食べ物を持っているときは取られないようご注意ください。
アルバート・ドックでグルメも買い物も満喫!
リバプールの元世界遺産アルバート・ドックについてご紹介してきましたが、魅力は伝わりましたか?アルバート・ドックは海商都市リバプールの繁栄に大きな役割を果たしてきた場所であり、現在はアートやショッピング、グルメも楽しめる人気スポットになっています。
周辺にも観光スポットやショッピングエリアなどが充実しているので、リバプールが初めてという方はこのエリアを観光の拠点にするのがおすすめです。1日ゆっくり時間をとってアルバート・ドックや周辺の見どころを大満喫してきてください。